地球温暖化対策推進実行計画（区域施策編）

　未来へつなぐまちづくり ゼロカーボンシティたかねざわ

　高根沢町地球温暖化対策推進実行計画（区域施策編）（以下「本計画」とする。）は「高根沢町脱炭素ビジョン」の内容および国の地球温暖化対策計画に即して策定された、高根沢町全域の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出量削減等を推進するための総合的な計画です。

　高根沢町全域において2050 年にカーボンニュートラルを実現するために、実施する措置の内容を定めるとともに、温室効果ガスの排出量削減等を行うための施策について定めるものです。

高根沢町地球温暖化対策推進実行計画（区域施策編）（PDF：3547KB）

【概要版】高根沢町地球温暖化対策指針実行計画（区域施策編）（PDF：712KB）

計画の期間および基準年度

計画の期間：令和６（2024）年度から令和12（2030）年度までの７年間※

基準年度：平成25（2013）年度

※次期高根沢町地域経営計画（以下「上位計画」とする。）の計画期間が令和８（2026）年からとなっており、上位計画の更新タイミングが間近に迫っております。上位計画の内容や方向性に基づき、具体性の程度を含め、実施施策を見直す必要があることから、本計画のタイトルを「高根沢町地球温暖化対策推進実行計画（区域施策編）2 024～2025 年版」としています。

計画の対象

高根沢町全域とし、住民・町内の事業者・行政のすべてを対象とします。

計画の目標値

国が掲げる目標値に合わせ、本計画の目標値はCO2排出量とし、「2030年度に46% 以上削減、2050年度に100％削減し、脱炭素を達成」とします。

詳細な積算等は「高根沢町脱炭素ビジョン」に基づいて算出したものです。なお、将来推計に使用している数値は国基準の脱炭素シナリオを基準として算出したものです。

年度	CO₂排出量の 将来推計 （）内は削減率 t-CO₂/年	CO₂削減目標	独自施策による 追加削減必要量 t-CO₂/年	追加削減後CO₂ 排出量 （）内は削減率 t-CO₂/年
2013年度 （基準年度）	169,354(0%)	-	-	-(0%)
2030年度 （目標値）	97,283(42.6%)	46%	5,832	91,451(46%)
2050年度 （参考値）	11,785(93.0%)	100%	11,785	0(100%)

重点的な取組

目指す将来像を実現するために下記６つの取り組みを掲げ、具体的な施策に取り組んでいくこととします。

取り組み①　省エネルギー化の促進

• 建築物の省エネルギー化

• 高効率機器の導入

• 断熱リフォームの実施

• 電化の促進

• EMS※の導入

• 省エネ診断の普及

※環境マネジメントシステムのこと

取り組み②　再生可能エネルギーの導入促進

• 地産地消の再エネ導入促進

• 蓄電池の導入

• 農業残渣バイオマスの利活用

• 系統用蓄電池事業

取り組み③　環境負荷の少ない交通手段の普及促進

• ZEV※の導入環境整備

• 自転車の利用促進

• EV充電器の普及促進

• 公共交通のZEV化

• カーシェアの実装検討

※ゼロエミッションビーグル（電気自動車・燃料電池車･ﾌﾟﾗｸﾞｲﾝﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞ車等）のこと

取り組み④　行動やライフスタイルの変容促進

• インセンティブの付与

• ナッジ等の活用による情報発信の強化

取り組み⑤　新たな技術の導入検討

• 電化の促進

• クリーン燃料の使用

• 合成燃料※の導入

• ガス化の促進

※CO₂を原料とする燃料のこと

取り組み⑥　吸収源の増加

• 緑化の推進

• 安全策としてのJ-クレジットの活用

計画の見直し

本計画は、毎年度、対策・施策ごとの目標や進捗管理指標に照らして点検をし、その結果を公表しますが、削減目標等の計画目標の達成状況等を踏まえ、対策・施策を含めた全体的な見直しをし、必要があると判断されれば、計画を改定します。

 

お知らせ