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獅子頭(ししがしら)

指定年月日 平成11年3月24日

種別

有形民俗文化財
員数 三個
材質 木造
寸法

(小)顎幅11cm、 顔幅15cm、 頭高15cm、 頭長16cm

(大)顎幅13.5cm、顔幅18.5cm、頭高18cm、頭長18.5cm

時代 元禄14年
作者 不明
所有者 個人

解説

 獅子頭は、獅子舞(ししまい)を舞うときに使う道具です。獅子舞はインドで始まったといわれ、それが中国、朝鮮半島(ちょうせんはんとう)に伝わり、その後、日本には飛鳥時代(あすかじだい)に伝わりました。

 指定されている獅子頭は三個あり、頭にかぶって使っていたようであることから、三匹でおどる三匹獅子舞に使っていたものと思われます。

 三個とも素材は桐(きり)で、上あご本体と下あごは別に作られています。顔の表面は黒の漆(うるし)をぬった上から金箔(きんぱく)をおしたあとがあり、くちびるには朱(しゅ)(※1)がぬってあります。

 牙(きば)は三個とも一部欠けていますが、残っています。角は三個ともありません。頭の後ろの部分は一段深くけずってあり、小さな穴が一列にあいています。頭の後ろには竹かごを取り付けて、鳥の羽をつきさして、おおっていました。この竹かごは頭にかぶるためのもので、この形は「キャップ型」とよばれ、県内に残っている多くの獅子頭がこの形です。

 二個は同じサイズで、一個はそれよりやや小さいです。二個がオスで、小さいものがメスの獅子の頭と思われます。

 この三個の獅子頭にはそれぞれ買った場所や時期などが墨(すみ)で書かれており、最終的に阿久津家の先祖が持ち主になったことがわかります。

 阿久津家では、この獅子頭を家の守り神のような置物として使っていたそうです。

※1:朱…赤い色の墨

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