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ホーム > 学び・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化財 > 紙本淡彩 湖畔新緑図(しほんたんさい こはんしんりょくず)
指定年月日 | 昭和44年2月4日 |
種別 | 有形文化財(絵画) |
員数 | 一幅 |
材質 | 紙本 |
寸法 | 縦121.5cm、横37.0cm |
時代 |
江戸時代 |
作者 | 牧野 牧陵(まきのぼくりょう) |
所有者 | 個人 |
牧野牧陵は、子どものころから絵を描くのが好きで、喜連川藩(現在のさくら市)の絵師であった津村雨林(つむらうりん)の弟子(でし)となりました。牧陵は、山水画(さんすいが)(※1)や花鳥画(かちょうが)(※2)のほかに人物画(特に農民)をよく描きました。
「紙本淡彩」とは、紙にうすい色で色付けされた絵のことです。
湖畔新緑図は、春の光を受けて、日ごとにがこくなってきている湖のほとりの柳(やなぎ)の木と、一人の文人(ぶんじん)(※3)が春の景色をながめている場面で、南画(なんが)のように描かれています。「南画」(なんが)とは、中国絵画の影響(えいきょう)をうけて、江戸時代中期ごろの日本でさかんになったもので、やわらかい筆づかいで山や川など自然の風景を描いた絵画のことです。
※1:山水画…山や川、谷など自然の風景を描いたもの
※2:花鳥画…花や鳥、虫などを描いたもの
※3:文人…詩や文など、文芸をたしなむ人
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