オンライン申請でラクラク手続き!
よく検索されるキーワード
キーワード検索はこちら
表示言語を選択
ホーム > 学び・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化財 > 銅像双身毘沙門天立像(どうぞうそうしんびしゃもんてんりつぞう)
①②
③
指定年月日 | 平成13年11月22日 |
種別 | 有形文化財(彫刻) |
員数 | 一体 |
材質 | 銅 |
寸法 | 像高10.6cm |
時代 | 南北朝時代 |
作者 | 不明 |
所有者 | 広林寺 |
二体の毘沙門天(びしゃもんてん)が背中合わせに合体し①のように一体になっています。毘沙門天は戦いや勝利の神様として、よろいを身につけた武将(ぶしょう)(※1)の姿で表現されるようになりました。また、金運や無病息災(むびょうそくさい)(※2)を願う神様としてまつっているお寺や神社もあります。
一方②は、胸(むね)の前で合掌(がっしょう)(※3)し、手を上に向けて金の輪を持っています。もう一方③は、腹(はら)の前で合掌し、手を下に向けて独鈷(どっこ)(※4)を持っています。どちらもよろいかぶとを身につけて、顔は面長の卵型で、口元に牙(きば)はなく、全体にスマートな体型です。
二体が合体して一体になっている「双身毘沙門天」は、この指定された像をふくめて(指定日の時点で)全国で八体しか見つかっていなく、とてもめずらしい仏像です。
※1:武将…軍をまとめて、ひきいていく将軍(しょうぐん)
※2:無病息災…病気をまったくせず、元気であること
※3:合掌…左右の手のひらを合わせておがむときのポーズ
※4:独鈷…密教(みっきょう)という仏教の一つで使われる特殊(とくしゅ)な道具。両はしがとがった短い棒(ぼう)のかたちをしているもの。
「学ぼう!活かそう!生涯学習」
お知らせ
© Takanezawa Town. All rights reserved.