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ホーム > 学び・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化財 > 木造 十一面観音菩薩坐像 (もくぞう じゅういちめんかんのんぼさつざぞう)
指定年月日 | 平成3年11月29日 |
種別 | 有形文化財(彫刻) |
員数 | 一体 |
材質 |
木造 |
寸法 | 台座15cm 台座から頭頂部まで45cm |
時代 | 延宝(えんぽう)8年3月 |
作者 |
廣瀬宗運 |
所有者 | 個人 |
十一面観音菩薩は、頭の部分に怒った顔や笑った顔など十一の顔をつけています。それは、苦しんでいる人をすぐに見つけるためにすべての方向を見守り、それぞれの顔が人々を怒ったりはげましてくれたりするといわれています。
指定されている観音菩薩は坐像(※1)で、むねには「瓔珞」(ようらく)という宝石や金などを編んで作った装身具(そうしんぐ)(※2)をかけ、左手に「水瓶」(すいびょう)という瓶(びん)を持っていて、その中には「功徳水」(くどくみず)という使ってもなくならない水が入っているといわれています。
1680年に檜(ひのき)を材料に、いくつかの木をあわせて作る寄木造り(よせぎづくり)という方法で作られ、金泥(きんでい)(※3)や漆箔(しっぱく)(※4)がつけてあります。
仏像のからだの中には、作られた年と作った人の名前が墨(すみ)で書いてあります。
※1:坐像…すわっている仏像
※2:装身具…身をかざるための工芸品、アクセサリー
※3:金泥…金粉を膠(にかわ)の液でとかしたもの
※4:漆箔…うるしをぬった上に金箔(きんぱく)(※5)をはる
※5:金箔…金をたたいてとてもうすくしたもの
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