梵鐘
梵鐘の鋳造についても、寺田家の話が伝えられております。寺田家(培氏)では、浄蓮寺の梵鐘がないことに気付き、梵鐘の寄附の申し出があったといわれています。理由は、長年にわたる寺田治兵衛に対しての厚重なる供養に対する礼であり、今後の供養のためにということであると言われています。この当時 片野住職は、一応檀家諸家と相談してからといって檀中の意見を聞き、寺田家の厚意を素直に受け入れることとなり、檀中においても多少の出費を用意し、大部分の代金を寺田家から受け入れる事に決まり、梵鐘の建立となった話が残っています。
現在の梵鐘がこれであると言われています。