成年後見制度　高根沢町中核機関について

「成年後見制度」とは

物事を判断する力が衰えてしまう高齢者や、障害を抱えている人は、重要な判断をする際に、援助を必要とする場合があります。

「成年後見制度」は、そうした場合に皆さんの判断を援助する「援助者」（成年後見人等）と出会う制度です。

援助者である成年後見人等は、本人の意思を尊重しながら、お金の管理や契約などの大切な行為を代理し、本人の安心した暮らしを守ります。

成年後見制度の利用者の例

• 認知症の人
• 知的障害のある人
• 統合失調症の人
• 高次脳機能障害（脳の病気やケガの後遺症）の人
• 遷延性意識障害（重度の昏睡状態）の人
• その他（発達障害、うつ病、双極性障害、アルコール依存症、てんかんによる障害など）

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成年後見制度の詳しい内容については、裁判所の後見ポータルサイトをご覧ください。

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町の「中核機関」にご相談ください。

町は、成年後見制度を皆さんに寄り添う形で利用できるようにする「中核機関」を役場の健康福祉課に設置しました（令和5年7月）。町が中心となって、関係者・機関等と連携して、成年後見制度の利用を支援します。

こんなときは相談してください。

• 知的障害や精神障害の人の将来のくらしについて相談したい
• 障害や認知症のため、お金の管理ができず、消費者被害にあっている
• 施設等に入りたいが、本人の障害等が理由で契約が難しい　など

中核機関の構成

• 健康福祉課（社会福祉係）職員
• 相談員（社会福祉士）

中核機関の役割

①相談支援

　成年後見制度に関する相談から、他の制度の活用も踏まえて、本人に必要な支援を検討します。

②利用支援

　成年後見制度の利用に向けて検討し、家庭裁判所へ行う申し立て手続きのサポートをします。

③チーム支援

　本人を支える成年後見人と、医療・介護・その他の関係者との連携を支援します。

④普及啓発

　成年後見制度について、町民や関係機関に対し幅広く広報・普及啓発を行います。

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