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第409回高根沢町議会定例会において、建設産業常任委員会に付託されました案件について、去る9月3日、全委員出席のもと、執行部から関係課長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。
議案第14号 令和3年度高根沢町一般会計補正予算議決についてであり、関係課長から説明を受けました。
今回の主な補正内容は、歳入では、4月の降霜被害による農漁業災害対策特別措置県補助金の増額、土づくりセンター処理手数料の減額が主なものであり、歳出では、実施地区増に伴う道普請事業費の増額、大雨による駅東児童公園周辺の雨水対策事業費の計上、都市公園遊具の機能増設や、インクルーシブ遊具などの設置事業費の新規計上、降霜被害による農業災害対策特別措置補助金の増額が主なものでした。
また、都市計画道路宝積寺西通り用地未相続地所有権移転委託、ちょっ蔵広場及び宝積寺駅東西連絡通路指定管理委託等に対する債務負担行為の追加がありました。
主な質疑の内容ですが、都市整備課の質疑として、「宝積寺西通り用地未相続地の件数は」との質疑に対し、「25筆で56名の名義」と説明がありました。また、「道普請事業は地元住民による作業で進める事業だが、重機借上料の予算が多く、協働の観点からずれているのでは」との質疑に対し、「地元で重機を操作できる方が少ないため予算化しており、ならし作業などは地元の方々が行っており、事業の目的は達成している」と説明がありました。
産業課の質疑として、「梨の霜被害の面積は」との質疑に対し、「30%以上の被害が対象であり、10.86ha」と説明がありました。また、「新型コロナウイルス対策緊急支援資金に係る栃木県信用保証協会に対する損失補償の内訳と、今後も新たに返済できなくなる事業者が出てくる可能性は」との質疑に対し、「今回の損失補償の対象となるのは500万円の融資を受けた1事業者分であり、返済残額の2分の1が上限となる。また、融資を受けている事業者については、融資を受ける際に金融機関から事業継続に係る審査を受け精査されている」と説明がありました。
このような審査を経て採決した結果、全ての課において全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
議案第18号 令和3年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計補正予算議決についてであり、都市整備課長から説明を受けました。
今回の補正の内容は、歳入のみであり、令和2年度決算による繰越金の増額とこれに伴う一般会計繰入金の減額です。
特に質疑はありませんでした。
このような審査を経て採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
議案第19号 令和3年度高根沢町水道事業会計補正予算議決についてであり、上下水道課長から説明を受けました。
今回の主な補正内容は、収益的収入及び支出では、歳入は国道408号整備等に係る水道管布設替工事に伴う県からの補償費の計上であり、歳出は職員給与費の増額でした。
資本的収入及び支出での歳出は、水道管布設替工事に係る委託料の増額及び工事請負費の増額でした。
主な質疑の内容ですが、「国道408号整備と県道石末真岡線道路改良に係る水道管布設替工事の延長はそれぞれ何mか」との質疑に対し、「国道408号は40m、県道石末真岡線は250m」と説明がありました。また、「水道工事を行う上で、最新の技術や材料を使用する予定はあるか」との質疑に対し、「現在と同等の材料を使用する予定」と説明がありました。
このような審査を経て採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
議案第20号 令和3年度高根沢町下水道事業会計補正予算議決についてであり、上下水道課長から説明を受けました。
今回の主な補正内容は、収益的収入及び支出では、歳入は国道408号整備に係るマンホール高さ調整工事に伴う県からの補償費の計上であり、歳出はマンホール高さ調整工事費及び職員給与費の増額でした。
特に質疑はありませんでした。
このような審査を経て採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
議案第22号 高根沢町ちょっ蔵広場及び宝積寺駅東西連絡通路指定管理者の指定についてであり、都市整備課長から説明を受けました。
指定管理の内容は、ちょっ蔵広場等及び宝積寺駅東西連絡通路の管理運営を、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間、高根沢町宝積寺618番地 特定非営利法人まちづくりちょっ蔵高根沢(理事長 野中昭一氏)に指定しようとするものです。
本町の玄関口であるJR宝積寺駅に近接する施設の維持管理のほか、中心市街地活性化コーディネイトを行うなど、本町の取り組みに貢献しており、中心市街地活性化の支援や地域情報提供を行っているこの団体に再び委託しようとするものです。
主な質疑と説明の内容は、「指定管理料の年額とその内訳は」との質疑に対して、「年額18,038千円であり、人件費、需用費、委託料である」と説明がありました。また、「理事は何人いるのか、また人件費にいくら計上しているのか」との質疑に対し、「理事・幹事は11名で全て無報酬」と説明がありました。
このような審査を経て採決した結果、賛成多数により原案のとおり承認することに決しました。
最後に、閉会中の継続審査となっていました意見書について報告します。
受理番号21号北児童公園の改善に関する陳情についてを審査した経緯と結果です。
本陳情は、6月の第408回議会定例会において当建設産業常任委員会に付託され、公園の維持管理の考え方、遊具の老朽化に対する対応、地元自治会からの問い合わせ状況など、多くの意見が交わされましたが、引き続き調査・研究するべき継続審査となっていました。
これまで委員会では、都市整備課から公園の状況説明及び当該公園や他の都市公園の現地調査を行うなど検討してきました。
北区自治会として多くの意見を集約したうえで要望していただく必要があることや、利用する地域住民の理解と協力が必要であること、など多くの意見が交わされ、採決した結果、全員一致により不採択とすることに決しました。
ただし、ありがたいご意見ではあったため、町の公園がより充実したものとなるよう、町執行部に公園の維持管理の徹底を提言いたします。
以上で建設産業常任委員会に付託された案件の審査報告を終わります。
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