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第408回高根沢町議会定例会において、建設産業常任委員会に付託されました案件について、去る6月3日、全委員出席のもと、執行部から関係課長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。
議案第10号 令和3年度高根沢町一般会計補正予算議決についてであり、関係課長から説明を受けました。
歳入は、占用料の単価改定に伴う道路占用料の増額でした。
歳出は、9月から稼働予定の土づくりセンターの指定管理料の計上、鬼怒川東部土地改良区の施設改修に係る補助金の増額、区画整理事業特別会計への繰出金の減額、そして4月定期人事異動に伴う職員給与費の減額が主なものでした。
また、土づくりセンター指定管理事業費の債務負担行為の追加の設定がありました。
主な質疑の内容ですが、都市整備課の質疑として、「道路占用料の具体的な内容は。」との質疑に対し、「道路に工作物を設ける際は占用料を徴収しており、主に電力会社の電柱や地中管がある。」と説明がありました。
産業課の質疑として、「土地改良区の施設改修補助金は、今後さらに増額することはないのか。」との質疑に対し、「設計に基づいた金額により町負担額を算出しており、複雑な工事ではないため変更はないと思われる。」と説明がありました。
元気あっぷ創生課、農業委員会事務局への質疑は特にありませんでした。
このような審査を経て採決した結果、全ての課において全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
議案第11号 令和3年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計補正予算議決についてであり、都市整備課長から説明を受けました。
今回の補正の内容は、4月の定期人事異動に伴う職員給与費の補正であり、歳出は職員給与費の減額であり、歳入はこれに伴う一般会計繰入金の減額でした。
特に質疑は特にありませんでした。
このような審査を経て採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
議案第12号 高根沢町土づくりセンターに係る指定管理者の指定についてであり、産業課長から説明を受けました。
令和3年9月から稼働する予定の土づくりセンターは、指定管理者選定委員会での審査を経て候補者を選定したことから、指定管理者を指定するものです。
主な質疑の内容ですが、「どのような効果を期待して指定管理者制度を導入したのか」との質疑に対し、「これまで委託業務としてJAに委託していたが、実績の中でさまざまな課題があり、町が期待する効果が見えなかった。そこで改善を図るため、民間経営のノウハウを活用して、コスト意識を持って運営してもらうことや、生産した たい肥を活用した農産物のブランド化を進めるなど、施設の価値を上げることを期待して指定管理者制度を導入することにした。」と説明がありました。また、「町は指定管理者に対して指導・監督することはできるのか。」との質疑に対し、「町は状況に応じて指定取り消しの権限も有していることから指導できる。」と説明がありました。
このような審査を経て採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
受理番号21号の北児童公園の改善に関する陳情について、審査した経過と経緯について報告します。
陳情の概要は、4歳のお子さんを持つ方から、宝積寺北区にある北児童公園の改善を求めるものであり、砂場の縮小・配置変更及び清潔保持の対策をして欲しいいこと、複合遊具を設置して欲しいこと、大きな木を撤去もしくは低木化して欲しいとの要望で、これらを改善することにより、町の子育て支援の取組みが内外で評価され、人口増加や町の活性化に寄与すると考えてのことでした。
都市整備課から、当該公園の概要、都市公園維持管理の状況、地元住民からの問い合わせ状況など現状を聴取しました。陳情者の要望内容は理解できるが、今後の公園維持管理はどう考えているのか、遊具の老朽化に対する対応や今後の計画はあるのかなど多くの意見が出されました。
当委員会としては、地元自治会からの声をよく聴くことや町の公園全体を確認してから判断し、今後も調査・研究すべきとのことから、閉会中の継続審査とすることに決しました。
以上で建設産業常任委員会に付託された案件の審査報告を終わります。
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