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第394回高根沢町議会定例会において、総務常任委員会に付託されました案件について、去る6月10日、全委員出席のもと、関係課長・局長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。
まず、議案第4号 高根沢町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正についてであります。
総務課長から説明を受け、審査し、採決した結果、賛成多数により原案のとおり承認することに決定いたしました。
今回の改正は、指定管理者に管理させることができる公の施設について、当該指定管理者の指定の取り消し等があった場合に、町長等が管理業務を自ら行うことに関する規定を追加するものであり、公布の日から施行されます。
主な質疑応答ですが、「条例を改正した目的は」との質疑に対して、「指定管理者の取り消しにより町が自ら施設を管理する必要が生じたことにより改正するもので、各々の施設の設置及び管理条例に規定するのではなく、本条例で一括して規定するもの」と説明がありました。
次に、議案第9号 令和元年度 高根沢町一般会計補正予算議決についてであります。
最初に、職員給与費補正についてです。今回の補正は、4月の職員定期人事異動により、給料・職員手当・共済費の見直しをしたものであり、当委員会が所管する課・局を一括し、議会事務局長から説明を受けました。
質疑では、「予算総額に町全体の人件費が占める割合は」との質疑に対し、「当初予算ベースで14.9%」と説明、「本町職員のラスパイレス指数はどの位か、また、県内の市町との比較では」との質疑に対し、「平成30年度97.2、県内25市町のうち高い方から21番目」と説明がありました。
続いて、職員給与費以外の補正について総務課長から説明を受けました。主な内容は、歳入では、一般寄付金の増額及び、雑入として自治総合センターコミュニティ助成金の減額、歳出では、自治総合センターコミュニティ助成事業の減額でした。
総務課の質疑として、「自治総合センターコミュニティ助成事業の減額の理由は」との質疑に対し、「3つの公民館の改修事業費を申請していたが、東髙谷公民館の事業が採択され、他の二つの公民館の事業は採択されなかったため」と説明がありました。
次に、企画課の補正の主な内容は、歳入では、プレミアム付商品券の事務費及び事業費補助金の増額、財政調整基金繰入金の増額、歳出では松谷正光ドリーム基金の増額でした。
質疑では、「プレミアム付商品券の対象者のうち、希望しない人は購入しなくていいのか」との質疑に対し、「本人の意思により、購入しなくていい」と説明、「プレミアム付商品券を使用できる店舗等は、町内の事業者に限られるのか」との質疑に対し、「例えば、住民税非課税者の場合には、1月1日に在住する市町村内において引換券が発行され、その市町村内でのみ使用できる商品券を購入することになる。他市町村に転出した場合は、その引換券は転出先の市町村で交換してもらえる」と説明がありました。また、「補正後の財政調整基金の残高は」との質疑に対し、「7億2367万2458円」と説明がありました。
次に、選挙管理委員会事務局の補正の主な内容は、参議院議員通常選挙に係る内示額が増額となったことによるもので、歳入では、県からの委託金の増額、歳出では歳入の増額に合わせ、選挙に係る経費を増額したものとの説明でした。
質疑では、「衆議院が解散し、選挙が執行される場合は」との質疑に対し、「解散に伴い選挙が行われる時には、国から経費が支出されるので、補正予算により対応していく」と説明がありました。
この議案第9号についての採決は、各々の説明に対し採決を行いました。その結果、全ての採決において、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。
以上で、総務常任委員会に付託された議案第4号及び第9号の審査報告を終わります。
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