メニューをスキップします

高根沢町

高根沢町

オンライン申請でラクラク手続き!

各種オンラインサービスは
コチラ

防災情報

よく検索されるキーワード

キーワード検索はこちら

表示言語を選択

高根沢町の公式SNS

ホーム > 行政経営 > 町長室 > 2024年 新年のごあいさつ

2024年 新年のごあいさつ


 明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、健やかなる新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は、5月以降新型コロナウイルス感染症の対応状況が変わり、感染拡大以前のように、町の行事、イベント、地域のお祭り、敬老会などが開催され、人々が顔を合わせる機会が増え、町に元気が戻ってきた年になりました。
 また、マニー(株)が「高根沢新工場(仮称)」の建設を始めたこと、宇津救命丸(株)が町に本社を移転したこと、JR烏山線が100周年を迎えたことなど、町の活力につながる大きな話題が続きました。
 その反面、生活に直結する光熱費や食料品などの値上げラッシュが続き、日々の暮らしに不安を感じられた年でした。
 さて、改めて昨年を振り返りますと、財政健全化と皆様の期待に応えるべく、各種事業を実施して参りました。
 主な内容は、

  1. 新庁舎整備課を発足し、議会の提言書、新庁舎整備検討委員会の答申書を踏まえ、町民広場内に新庁舎を建設することを昨年11月に決定しました。老朽化の著しい現役場庁舎から100年先まで使える役場庁舎建設と移転先敷地内の公共施設の再整備に向け、本格始動となりました。
  2. 学校規模適正化検討委員会から、少子化を踏まえた望ましい教育環境の実現に向けた学校統合の形が提言されたことに伴い、具体化させるための検討に入りました。
  3. 子育て応援対策で始めた学校給食費、保育園・幼稚園の副食費支援を拡大し、県内2番目に保護者負担が少ない自治体になりました。また、18歳までの医療費の無償化を継続し、妊娠から出産、育児、就学にいたる切れ目のない応援体制を構築しました。
  4. 産業分野においては、農業施策では継続してスマート農業、園芸農業への補助、商工観光施策では街路灯撤去・更新に伴う補助を実施しました。

 令和6年は引続き不安定な経済状況で、町の財政基盤が先細りも予測される中、将来を見据えた変革と推進ある予算編成に取り組みました。
 大きな枠組で捉えると、役場、学校を含む公共施設全体の管理計画の改定に向けて、施設ごとの計画を策定するとともに、令和10年秋の新庁舎開庁に向け、財政計画に目途をつけているところです。当面は続く少子化・人口減少社会が、自治体の自主財源を減少させ、政策の自由度を失わせ、現状の行政サービスの維持を困難にさせるといったリスクを回避するための取り組みです。
 そして一方では、新たな財源確保に着手することです。冒頭で新たな企業創業に触れましたが、自主財源確保のために、産業団地の新設に向けて事業をスタートしました。雇用創出、移住定住促進にも繋がる町に必要な新規事業です。
 全国自治体が危機を共感する中、希望の持てるまちを後世に引き継いでいくため、本町の持続安定を町民の皆様と共に創り上げていくことをお約束させて頂くとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


高根沢町長    加藤公博

お知らせ