12月10日(土)「やさしい日本語セミナー」が開催され、町内外から約30名が参加しました。講師の一橋大学国際教育センター准教授の栁田直美先生から、やさしい日本語の必要性や基礎知識などのお話とやさしい日本語で書いたり、話したりするワークショップが行われました。
「やさしい日本語」は阪神淡路大震災をきっかけに、外国人にどのように情報を伝えたらいいのかという目的から広まってきたそうです。日常生活においても、小さな子や高齢者に分かりやすい、伝わりやすい「やさしい日本語」は大切なコミュニケーションのひとつですね。
講座の後半ではビデオを見て感想を話し合ったり、参加者同士がどのように言葉を言い換えたらいいのか、みなさん熱心に参加していました。和やかな雰囲気のなか進められた3時間、時間を忘れてしまうくらい充実した内容でした。
参加者から「分かりやすく有意義なセミナーに参加できて良かったです」「相手に自分の意思を伝達する仕方が確認できました」「外国人と接することが多いので実践していきたいです」「はじめて会った方たちとコミュニケーションが取れて、一緒に考えていく作業は楽しかったです」「多くの方々の考えや意見が聞けて勉強になりました」「やさしい日本語の意識は、日本人に対しても必要だと思いました」などの感想がありました。
学ぼう!活かそう!生涯学習
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